2023年1月9日(月・祝)に東京・浅草で開催された12thチャリティライブ『伝』。
協賛いただいた日本屋楽器 秋本一磨様からのコメントと合わせて、当日までのあゆみをNPO法人うにとろ会員 林和夏・古澤昌吾より、またチャリティライブの様子をボランティア会員の三五英里よりお届けします。

12thチャリティライブ『伝』ポスター
12thチャリティライブ『伝』ポスター

2023年1月9日(月・祝)に東京・浅草で開催された12thチャリティライブ『伝』。
協賛いただいた日本屋楽器 秋本一磨様からのコメントと合わせて、当日までのあゆみをNPO法人うにとろ会員 林和夏・古澤昌吾より、またチャリティライブの様子をボランティア会員の三五英里よりお届けします。

ライブの流れ

0.ライブ当日まで

当初2022年7月に予定していたチャリティライブ。様々な状況を乗り越えて2023年1月9日に開催が決定した。打ち合わせは全てオンラインミーティングで実施し、本番の内容や流れなどは参加者で事前にオンライン会議を重ねて周知した。

ZOOM会議の様子
ZOOM会議の様子

1.会場設営

法人のメンバー・ボランティアメンバーはライブ当日朝9時に集合し、各自抗原検査キットで新型コロナウィルス感染症の陰性確認を行ってから会場設営を開始。
会長・支部長の挨拶後、早速会場の設営がスタート。
延期を乗り越えて開催する今回のライブということもあり、挨拶で皆の士気も高まる。
皆が協力して、エレクトーンの運び出し・客席準備・PA・受付準備・ポスター貼りを行った。チラシやチケットのデザイン・印刷も自分たちで事前に制作し手配。それぞれ自主的に動いて行ったことで予定よりも1時間早く設営が完了した。

2.リハーサル

楽器の設営・音響設備への接続が整ったら、リハーサルの開始。しかし、ここで予期せぬ「音割れ」というトラブルが発生!皆でマイクや音量のバランスなどを確認し、お客様に最高の音楽を届けられるように調整を行なった。全員のリハーサル終了後はメンバー紹介を兼ねたアドリブ合戦の流れチェック。

3.第1・第2ステージ開始

いよいよ本番、第1部(14:30~)、第2部(17:30~)のステージがスタート!会場は熱気と活気に包まれた。
※ライブの詳細な様子は、ボランティア会員として携わったメンバー三五英里よりお届け(後述)。

4.お客様お見送りと復元

ライブ終了後は全員受付や入り口にてお客様に心から感謝の言葉を述べお見送りし、その後は翌日のレッスンで使用できるよう設営の時と同様に皆連携プレーで復元を行う。もちろん会場への感謝の気持ちを込めて丁寧な掃除も忘れない。

ライブ本番の様子

三五英里
三五英里

「うにとろの音楽ここにあり」と言いたくなるような、最後の最後まで楽しい時間でした。

※ここからはボランティア会員として携わったメンバー三五英里よりライブの様子をお届けします。

第一部・第二部を通して多くの方にご来場いただき会場に期待が高まる中、『シロクマ』からスタート。その後、オーケストラ編成による『わらべうたメドレー』、ジャズピアニスト上原ひろみの楽曲をエレクトーン編曲した『The Tom And Jerry Show』と続き、馴染みある音楽に会場も楽しい雰囲気に包まれました。

ここからはオリジナル曲が三曲披露。大空への羽ばたきに様々な思いを馳せた『Flap wings』、一枚の景色から一期一会な日々に音楽をのせた『日常』の二曲は、作曲者それぞれの思いが込められた楽曲となり世界観に引き込まれました。そして、音楽の楽しみを会場全員と共有する喜びを体現した『PARTY PARTY』では、ボイスエフェクトも多用した演奏に会場は“わくわく”で溢れました。

換気を兼ねた休憩タイムではマジックを披露。休憩時間も飽きさせません。

後半は秋田民謡をオーケストラと三味線によって奏でる『長者の山』からスタート。『コンパス・オブ・ユア・ハート』の力強い歌声で壮大な世界へ航海の旅、ジプシーバイオリンなどの世界の楽器が随所に登場し、異国情緒が漂う『風たちとの出逢い』と音楽の旅は続きます。

ライブ終盤、多くの人々に親しまれているYOASOBIの『ツバメ』を東京スカパラダイスオーケストラアレンジでお届けし、ソロ演奏のラストはELS-02Cならではの奏法や機能・技巧を駆使した『ひょっこりひょうたん島』が披露されました。

そして、エレクトーンアンサンブルでの『花は咲く』演奏。スライドに歌詞が映し出されると心の中でその歌詞を噛みしめながら演奏に耳を傾けました。いつの日かまた皆様と『花は咲く』を歌える日が来ることを心から願っています。

最後は、メンバー紹介を兼ねた恒例のアドリブセッション。出演者それぞれが自由に、そして時に刺激し合って、“自分の音楽”を楽しむ姿がありました。「うにとろの音楽ここにあり」と言いたくなるような、最後の最後まで楽しい時間でした。(三五英里)

演奏曲目/演奏者

  • シロクマ / 雄鹿賢哉・下間大毅
  • わらべうたメドレー(とおりゃんせ、おちゃらか、ずいずいずっころばし)/ 中嶋由美
  • The Tom And Jerry Show / 平野小月
  • Flap wings / 玉元梨乃
  • 日常 / 原田恵
  • PARTY PARTY / 本郷華恵
  • 長者の山 / 雄鹿賢哉
  • コンパス・オブ・ユア・ハート / 岸美波
  • 風たちとの出逢い~「世界ウルルン滞在記」メインテーマ~ / 林和夏
  • ツバメ feat.ミドリーズ&長濱ねる&東京都立片倉高等学校吹奏楽部 / 古澤昌吾
  • ひょっこりひょうたん島 / 下間大毅
  • 花は咲く / 本郷華恵・下間大毅

協賛楽器店 日本屋楽器 秋本一磨様より

秋本一磨
秋本一磨

東京でのチャリティライブ開催も3回目となり、メンバーの熱い思いが伝わってきました。直前のリハーサルでは、少しでもお客様に楽しんで頂けるよう、お互いに意見を出し合います。活動の幅が広がり、様々な場所でライブができるよう、今後も応援させて頂きたいと思っています。

最後に

今回のライブでは第1部・第2部合わせて40名以上の方にご参加いただき、チケット収益+募金箱収益は66,721円
ライブにお越しいただきました皆様、日本屋楽器の皆様、NPO法人うにとろの活動に賛同してくださった皆様、本当にありがとうございました。
これからも各地で活動を行っていきますのでホームページやSNSでの情報もぜひチェックしてみてください!

一緒にライブを作り上げる活動会員も募集中です!

チャリティライブの成功の裏には、演奏者だけではなく受付・会場設営・音響・広報など様々な役割があります。自分たちで作り上げたチャリティライブなので終わった後の達成感は何物にもかえがたいものです。

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この記事を書いた人

  • 古澤 昌吾

    熊本県出身。 SNSで知ったNPO法人うにとろの活動・理念に賛同し、2021年から活動会員として参加。 2022年から正会員として携わり、これまで参加したチャリティライブでは司会進行役を務める。 普段はサラリーマンをしながら、「子供も楽しめる」をテーマに選曲した自身の演奏動画を公開してエレクトーンを楽しんでいる。

  • 林 和夏

    エレクトーンとヴェノーヴァとソプラノサックスを楽しんでいます。 すみっこぐらしのとかげが大好き。 現在の仕事は保育士と接客をしていますが、将来は人を癒せるヒーラーになりたいと思っています。