ライブまでの道のり 

秋田チャリティライブ15thポスター

今回のチャリティライブでは、エレクトーンに限らず「秋田にゆかりのある演奏家による様々なパフォーマンス」という初の試みを行いました。
秋田ライブのスタッフは、半数が県外在住ということもあり、これまでのやり取りはすべてオンライン。
前日の打ち合わせが初顔合わせのメンバーもいました。また県外からの移動時間や、前日練習などの関係もあり、13時と15時の2回に分けて集まれるメンバーで打ち合わせをしました。
今回の会場であるミルハスは初めて使う大きな会場ということで、実際の動線もチェック。ミルハスの担当者様のご厚意で、当日の楽器搬入口なども見せてもらうことができました。これにより当日は焦らずスムーズな動きに繋がったと思います。想像以上に複雑な作りの会場でした。 

ライブ当日 

8時45分にスタッフ、出演者が集合し、すぐに楽器の搬入が始まりました。秋田ライブはスタッフの人数が少ないため、出演者の皆様にもそれぞれ役割を担っていただきました。
事前準備の通りに進み、楽器搬入、会場設営、受付準備等に大きなトラブルはありませんでしたが、想定より時間がかかってしまいました。その為リハーサルは予定より短い音出しとなってしまいましたが、出演者の皆様のご協力もあり、時間内に終えることができました。 

第1部

第1部(13時〜)は、合唱、ギター弾き語り、バンドの皆様が出演。広い会場に響きわたる美しい歌声、楽器の音色にたくさんのお客様が聴き入っていました。また、当法人のチャリティライブでは毎回行っている「花は咲く」の合唱も心にしみる歌声でした。 

第1部 プログラム

  1. らぴすvonらずり (女声合唱)
    • 春 / 風をみたひと / おしゃれな気分できれいに歩こう / 歩くうた
  2. ミル・クオーレ (バンド)
    • 恋はみずいろ / ラ・メール / フライミー トゥ ザ ムーン / すきにならずにいられない / イフ ウィ ホールド オン トゥゲザー
  3. 山田 賢一 (ギター弾き語り)
    • 交差点 / Stand By Me / にじいろ / 薬局ロック
  4. ル・あじゅーる (混声合唱)
    • あの鐘を鳴らすのはあなた / Sweet Memories / 福笑い
  5. 全員
    • 花は咲く

第2部

第2部(16時〜)は、バンド、マジック、トランペットとエレクトーンのアンサンブル、エレクトーンアンサンブルの皆様が出演。1部とはまた違った雰囲気の中、楽器同士の響き合いや、普段なかなか観ることのできないマジックで会場のお客様を魅了しました。こうしたライブでは珍しく、アンコールの声が上がる団体さんも! 

第2部 プログラム

  1. ミックスグリル (2トランペット&エレクトーン)
    • どんなときも / On the sunny side of the street / 青い山脈 / 青春の輝き
  2. NPO法人うにとろ (エレクトーンソロ・アンサンブル)
    • シロクマ / One Eyed Cobra / ひょっこりひょうたん島
  3. ミッキーハタ (マジック)
    • 笑いと不思議のマジックショー!
  4. ザ・ダルセーニョ (バンド)
    • 虹と雪のバラード / 小さな旅 / 雨の物語 / 翼をください
  5. 全員
    • 花は咲く

終演 

出演者全員でお客様のお見送りをしました。嬉しいことに第1部に来場していた方が改めて第2部のチケットもお買い求めくださいました!帰りに寄付をしてくださったお客様も本当にありがとうございました。終演後、片付けは出演者全員で協力して行いました。 

最後に 

当日ライブには、第1部、第2部合わせて80名以上の方にご来場いただき、チケット収益13万3500円、募金2万8912円となりました。今回のライブの前後、秋田は豪雨による被害を受けました。そのような背景もあり、募金に関しましては、会場でアナウンスした通り9月28日に「令和5年7月7日からの大雨災害義援金(秋田県大雨災害)」へと寄付しました。チケット収益はこれまで通り被災地の楽器修理支援事業に使用してまいります。

ご来場いただきました皆様、運営にもご協力いただきました出演者の皆様、協賛をいただいたヤマハミュージックリテイリング秋田様、秋田大学同窓会本道さくらの会の皆様、本当にありがとうございました。
チャリティライブ始まりの地である秋田で、他の開催地ではまだ行っていないエレクトーン以外の音楽家の皆様とステージを作り上げる初めての試み。
まだまだ改善の余地のある状況ですが、スタッフ一同、これからもたくさんの音楽に携わる皆様と繋がっていけるよう努力してまいります。
また、NPO法人うにとろの活動に賛同、応援していただいております皆様、いつもありがとうございます。これからの私たちの活動もぜひチェックしてみてください。 

この記事を書いた人

  • 丸山郁香

    秋田県出身。前団体うにとろみちのく応援プロジェクトから参加し、NPO法人うにとろの立ち上げにも携わる。普段は心理士としてクリニックに勤務している。今は裏方として演奏のお手伝いをしていることが多い。